洋梨のコンポートを、簡単なのに豪華でおしゃれに見えるデザートにアレンジ!
そのまま食べてももちろん美味しいコンポートですが、ちょっとひと手間加えて別のデザートにしてみました。
コンポートを作るとたくさん残ってしまう煮汁。捨てるにはもったいないので、残さずゼリーにしてしまいましょう。
豆乳とココナッツクリームで作るミルクプリンを重ねて二層にすると、まるでお店で買ったデザートみたい!手が込んでいるように見えますが、意外と簡単に作れますよ。
材料
- 豆乳
砂糖などが加えられていない成分無調整のものを使っています。アーモンドミルクやオーツミルクなど、お好みの植物性ミルクで代用できます。 - きび砂糖
甜菜糖やメープルシロップなど、お好みのものでOKです。 - アガーパウダー
海藻由来の凝固剤で、プリンやゼリーなどを固めるために使用します。粒子の細かいパウダー状のものだと、ダマにならず使いやすいです。 - ココナッツクリーム
ココナッツミルクでもOKです。ココナッツクリームだと、ミルクよりコクがあって濃厚な仕上がりになります。 - タピオカ粉
葛粉・片栗粉・コーンスターチでもOKです。液体と混ぜて加熱することでとろみが出るので、アガーパウダーだけで固めるよりも滑らかな食感になります。 - 洋梨のコンポートと煮汁
洋梨のコンポートを食べやすくカットしたものと、残った煮汁を使います。 - お好みのトッピング用フルーツやハーブ
洋梨のコンポートだけでもOKですが、お好みでフルーツやハーブを組み合わせてみて下さい。ゼリーの中に入れたり、最後にトッピングしたりします。
洋梨のコンポートゼリーとミルクプリン(Poached Pear and Coconut Milk Layered Jelly)
洋梨のコンポートを使ったゼリーと、植物性ミルク(豆乳とココナッツミルク)のプリンを二層に重ねたデザートです。手が混んでいるように見えますが、鍋で温めた液を固めるだけなので意外と簡単!洋梨のゼリーは、コンポートの煮汁を再利用。ジャーに入れるので柔らかめにしています。ミルクプリンは、ぷるんとしたほどよい固さで、ゼリーとの食感の違いも楽しめます。
Ingredients
ミルクプリン
- 240 ml 豆乳(成分無調整) (1 US cup)
- 50 g きび砂糖 (甜菜糖やメープルシロップでもOK)
- ひとつまみ 塩
- 2 g アガーパウダー (小さじ1)
- 120 g ココナッツクリーム (ココナッツミルクでもOK)
- 10 ml バニラエクストラクト (小さじ2)
- 10 g タピオカ粉 (葛粉や片栗粉などでもOK)
- 30 ml 水 (大さじ2)
洋梨のコンポートゼリー
- 1/2〜1 個 洋梨のコンポート
- 300 ml コンポートの煮汁
- 2 g アガーパウダー (小さじ1)
- 適量 ブルーベリー、タイム (お好みのフルーツやハーブなど)
Instructions
ミルクプリン
- 豆乳、きび砂糖、塩を鍋に入れてよく混ぜてから、アガーパウダーを振り入れて5分置く。
- 鍋を火にかけ、よく混ぜながら温める。
- 沸騰したら弱火にし、ココナッツクリームとバニラエクストラクトを加える。全体がよく混ざり合うまで、沸騰しないように気をつけながら温める。(Notes①)
- タピオカ粉と水を小鉢などであらかじめよく混ぜてから、鍋に加える。
- 全体をよく混ぜながら温め、沸騰直前で火からおろし、プリンカップなどの容器に均等に注ぎ入れる。
- 粗熱が取れたら、冷蔵庫に移して冷やし固める。
洋梨のコンポートゼリー
- 洋梨のコンポートを食べやすい大きさにカットする。
- コンポートの煮汁とアガーパウダーを小鍋に入れて5分置く。
- 鍋を火にかけ、よく混ぜながら温める。
- 沸騰したらすぐ火を弱め、小さい泡が沸々と鍋肌に湧き上がるくらいにしてから、蓋をして2-3分火にかける。
- 火からおろし、ミルクプリンの上に均等に注ぎ入れる。(Notes②)
- カットしておいた洋梨のコンポートを入れる。お好みで他のフルーツを足してもOK。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。
Notes
①ココナッツクリームがなければココナッツミルクでもOK。少しあっさり目の仕上がりになります。どちらも沸騰させると分離してしまうので、火加減に注意して下さい。
②ゼリー液が余ってしまったら→別容器に入れて固めた後、フォークで軽くかき混ぜるとクラッシュゼリーになります。フルーツと一緒にゼリーの上にトッピングすると、見た目も華やかになっておすすめです。